拍コメに返信しましたように、私は読者家ではありません。
妻がたいへんな読書家です。そこで時々、妻の読後感を載せ、参考にしていただこうかな〜と考えました。
その第1回は、直木賞作家 藤田宜永(よしなが)さんの「喜の行列 悲の行列」です。
この本は、実は私が買いました。それも藤田さんのサイン会に行って。もちろん、一気に読みました。私も藤田さんのファンです。何度か立ち話をしたことがあります。そりゃあ、とってもいい人です。
妻の読書感は携帯メールで送られてきました。計4通。
藤田宜永著「喜の行列 悲の行列」を読んで。
第一便。
彼の才能が一番出ている小説だと思ったよ。宝福さんが並んだばっかりに、いろいろな人に影響が出て、本人は知らず、いい人で、みんな最後はなんとなく静かに終わった。すごい頭いいよ

新刊の「たまゆらの愛」より上よ

第二便。
宜永さんの本、もっと読みたくなりました。真理子さん(奥さん&直木賞作家 小池真理子さん)、あなたの夫は翔んでる天才かもよ!
文もうまいし、会話も自然で、おしゃべりが続いて面白いし、あんなに長い小説なのに、最後になるほど、持ち味が出てるよね。ハードボイルドまで登場したもんね
よかったわぁ!
第三便。
今の時代に、他にはいない、村上春樹にも書けない、小説でした。
宜永さんの代表作よ
登場人物があんなにいて、でも混乱せずに読ませてくれて、みんなに普通の人生があって、それが絡み合って、福袋に並んだのよね。まず発想が天才的!
第四便。
(上記掲載後。
これだけでは読んでない人にはさっぱりわからないでしょうってことになりました〜)
あらすじは、ほんの一部でお手上げになるでしょう?
この本は、おふざけかと思って読まなかったけど、たくさんの人のそれぞれの人生がうまく書かれているのにまず感動です。
福袋に行列をした宝福さん。彼の望みは煙草をリビングで吸えるというささやかなものなのに、そこから広がるたくさんの人々の年末年始の二日間。
その中にそれぞれの人生観があるところが、読み所。
どの人に同感するかは、読み手の勝手です!
楽しみながら、ふと自分のまわりを見直してしまう、たくさんの場合を含んだ上質な小説だと思いました。
ちなみに妻はこれまでにも「愛の領分」(直木賞受賞作)、最新刊「たまゆらの愛」「邪恋」「密事(みそかごと)」など、多くの藤田宜永さんの本を読んでますが、こんなに興奮して報告が来たのは初めてです。
上にも書きましたが、私もこの厚い本=あらすじだけでも大量になってしまう=を一気に読みました。止まらなかったですぅ〜!
2009⁄07⁄03 19:32 カテゴリー:読書 comment(0) trackback(0)
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